第63章 最終章 『夢の続き』
「葵ちゃん、心の準備は出来た?」
優しく話しかけてくれるキャプテン
葵
「はい!朝からカツ丼食べてきました!!」
「葵ーーーー!!!」
葵
「あ、朱鳥おはドゥフッ!!!」
振り返ると飛びついてきた朱鳥に頭で受け止める
腕が、首に巻きついてて、し、しぬっ
朱鳥
「やっと葵にトス上げられると思ったらワクワクしちゃって飛びついちゃった!」
てへ。とか効果音付きそうな声音で話す彼女
う、うん。許すからさ、腕解いてくれないかな?
キャプテン
「朱鳥、首絞めてる」
朱鳥
「あ、ゴメン!」
パッと離され肺に新鮮な空気が入り込む
なんだ、なんかこれデジャヴなんですけど………
関西弁の先輩
「ほな、みんな集まったし会場の中へ行こか〜」
ゾロゾロとみんなして入っていく
今日はアメリカと試合
どんな猛者がいて、どんな攻撃を仕掛けてくるのだろう
すっごく、楽しみ