第60章 二者択一
*本家様から少しそれます。12巻の内容をほぼほぼぶっ飛ばします。ご了承ください………m(__)m
数日後–––
春高予選前日となった今日、私はこの街から少しの間離れる。
武田先生が明日のことを説明してくれている最中、私はぼんやりと扉の向こうの外景色を見ていた
武田先生
「今の君達なら必ず通過できます!!
いつも通りやりましょう!!」
響き渡る気合いの入った雄叫び
そこに水を差すのも、何だか悪いことしているみたいで気がひける
けど–––
「あの、少しいいですか。」
特別声を張り上げたわけじゃないのに、なぜだかそれは体育館に響き渡った