• テキストサイズ

【ハイキュー!!】夢の続き

第59章 菅原さんの想い


菅原side

葵は眩しい夕陽を目を細めながら眺める


「……菅原さん、私、ここ……宮城に来て、ううん。
烏野に来て、よかったと思います」


「ここは埼玉」



「は!そうでしたね!!やられました〜」

えへへと笑う彼女
わかってる
俺だって、空気くらい読めるさ

だけど、今の言葉は俺には〈お別れの言葉〉に聞こえた


そんな顔しないでくれ
そんな顔されたら、俺……

悲しくなる




「もうお開きするみたいですね……

はぁ……、何だかあっという間でしたね。がっしゅー」



ギュッと腕に力を込める


「す、菅原さん……?」

「ごめん葵」


俺はすぐに彼女を解放して「片付けてくるな」と言い彼女の紙皿と割り箸を一緒に持って歩いていった



ドクンドクンと心臓が脈打っているのがわかる




俺ー



なにしてんだろう。




/ 658ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp