• テキストサイズ

【ハイキュー!!】夢の続き

第53章 アンバランス


目をこすり、静かに立ち上がった
早朝の学校は静かで、すごく幻想的だ


私はまた、昨日と同じく走り込みをするのだった







(…………今日は、ちょっと暑いな)


首筋を流れる汗がちょっとした風でも冷やされ、火照る身体を幾分か冷ましていく







ある程度走り込みをしてから、ストレッチをする
ふと、私は体育館が開いているのを目にした


中はずっとネットが張ったまま
朝日を受けながら、ほんの少し寂しそうにそこに佇んでいる


数時間後にはこの体育館には大量の男子高校生が汗水たらして、必死にボールを追いかけているんだろう


そう思うと、この静かな体育館もまたおかしな空間のように思えてきた



バレーボールを一球取り出して、壁と向き合う
その手前を狙って、私はスパイクした

いい具合に壁に跳ね返りこちらに戻ってくるボール

アンダー、スパイク、などとボールが戻ってくる位置に合わせひたすら壁とバレーをしていた




お腹がぐ〜っと鳴り出す


「………だれも聞いてないよね?」


あとでまたきます
ボールを戻して食堂へ向かった



/ 658ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp