第51章 1週間ぶりに帰ってきたらとんでもないことになっていた
東峰side
津田がこちらに気づき挨拶をしてくれる
袖で頬を流れる汗を拭いながら
朝日をバッグに彼は涼やかな顔をして頭を傾けた
葵
「旭さん、どうしたんですか?」
東峰
「えっ!?あーいや、なんでもない!なんでもない!!
すげーなーと思って見惚れてたっていうか!」
って、俺何いってんの!?
相手津田!
年下!!
それも男だし!!
絶対今の引かれた
どうしよう穴に埋まりたい………
葵
「見惚れてたって………
やだなあ、旭さん
そんな綺麗なもんじゃないですよ〜」
ああよかった
津田引かないで居てくれた
「あれ?旭??」
後ろから声をかけてきたのはスガ
そしてその隣にいるのは大地
大地
「お前が早起きなんて珍しいな」
スガ
「あっ、葵!!
おはよー!」
大地
「葵おはよう!」
葵
「おはようござます!」
東峰
「えっ、ちょっと俺におはようはないの!?」
スガ
「葵朝から頑張ってんな〜
ボールいっぱい転がして(笑)」
大地
「よしよし」
東峰
「えっ、無視!?」
というか大地が津田の頭撫でてるし!
なんなのあの光景!?
葵
「大地さん、菅原さん!
一緒に練習しませんか!」
「おう、いいべ!!やろーやろー!!」と張り切るスガと「よしやるか!」気合を入れる大地
あれ、俺は?
葵
「旭さんもはやくしましょう!!」
東峰
「津田!!」パァァァア