第50章 各々の休息
影山side
及川
「なーんでわざわざ敵の話し聞いてやんなきゃいけないのさ」
背を向ける及川
影山
「お……… お願いしァァァァス!!」
影山は及川の前へ、お辞儀をしながらシュバーァ!!っと躍り出た
及川は「わぁああ!?」悲鳴に似た驚きの声を上げる
及川
「猛 写真撮って
こう持って……ここ押して――
飛雄 動くな」
影山
「?」
及川
「イェーイ
飛雄 及川さんに頭が上がらないの図!」
カシャと音をたてるスマホ
猛
「徹 こんな写真が嬉しいのか?ダッセー!」
及川
「はっう うぐう!?
――で 何
俺忙しいんだよね」
猛
「カノジョにフラレたから暇だってゆったじゃん!」
大声でカミングアウトされる自分の甥っ子に及川は「ちょっと黙ってなさい!」と言い、手が付けられないと言った感じだ
影山は、話しだした
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