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【ハイキュー!!】夢の続き

第50章 各々の休息


影山side



俺は ここに来てどうするつもりだったんだ……
つーか もう 終わってんじゃねーか………


昨日、影山は日向と衝突し家に帰宅してくると玄関にはあるチラシが置かれていた

『プロが教えるちびっこバレーボール教室』
お大きく書かれた見出しに、恐らくバレーをしている動作を表した人の絵が印象的だった


影山は考えた(のだろう)
プロは経験豊富だから、少しは相談に乗ってくれるかもしれない――と


「徹!サーブ教えてくれよ!」

「ちょっ!?まず呼び捨てやめようか」


彼の耳に入ってくるトンデモナイ単語
と、同時に目の前に現れるこれまたトンデモナイ人物


影山
「ア"ッ?」

及川
「ゲッ!!!」


影山
「及川さん」

及川さん
「飛雄!!!」


影山
「……お 及川さん何してるんスか」

及川さん
「甥っ子の付き添い」

影山
「部活は――」

及川さん
「ウチは基本月曜はオフなの」

影山
「しゅ週1で休みが!?
もったいない……!」

及川さん
「"休息"と"サボリ"は違うんだよ じゃ。」


立ち去ろうとする彼を影山は咄嗟に引き止める

も、その言葉の中には少しのためらいも交えて



影山
「!! おっ  及川さんあの」

及川さん
「嫌だね!バーカバーカ!」

影山に向かってアカンべーをする及川

心の中で影山は「まだ何も言ってねーよ!」とツッコんだ


そして、影山 飛雄は決意する


影山
「……お願いします 話を 聞いて下さい」

彼に向かって頭を下げたのだ


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