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【ハイキュー!!】夢の続き

第50章 各々の休息


日向side


ジーワジーワジーワとセミがあちこちから鳴いている

坂ノ下から数十分、烏養コーチの車に乗せられて着いたのはおれの家よりも大きな家

中庭をコーチに案内されて、一緒に行くとバレーのネットが張られていた
そして、それを前に小さな子たちがバレーしている

その側には、怖そうなおじいさん


烏養コーチ
「……退院したばっかでそんな暴れて大丈夫かよ……」

おじいさん
「ア"!? 『元気になったから暴れても大丈夫ですよ』が退院の意味だろうが!」


烏養コーチ
「……ウチのじいさん」

おじいさんを指さして言うコーチ

日向
「!? エ"ッ
じい……!? 烏養(元)監督!?」


コーチはここに来た理由を烏養(元)監督に話をする

烏養(元)監督
「――で  その"変人速攻"をどうすりゃいいのかお手上げ状態で逃げて来たのか
ええ?コーチ」

烏養コーチ
「んぐぬ……」

烏養(元)監督がコーチの腕を掴む

烏養(元)監督
「おめーのチームだろが
根性無しかオラァァア!!」


ぶーん!!とコーチを背負い投げをする元監督

日向
「コーチィ!!?」

そして、おれの脳内に流れこんでくる田中さんの声

田中さん
「無名だった烏野を全国へ導いた名将!
『烏養』って名前がもう有名だった

『凶暴な烏飼ってる』っつって」


元監督の後ろで烏が数羽飛び立つ
ギャアギャアと不気味な鳴き声をあげて


そして、おれの方に元烏養監督が近づいてきた!!


日向
「お お  お
お願いしアアァース!!」

ばっとファイティングポーズをとって、おれは叫んだ


元監督
「………何をだ」



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