• テキストサイズ

【ハイキュー!!】夢の続き

第49章 進化には何がいる?


日向と影山の口調はだんだんと突き刺さるようなものへと変わっていく
そして、遂には手を出していく


やっちゃん
「な……仲良く……仲良くしよ……!?
ね………!?」

やっちゃんは怯えた表情
私も、頭の中では「止めなきゃ」と思っているけど男子の喧嘩なんて止めたことも止める勇気もない

でもこのままじゃ、2人が……
やっちゃんも怖がってる
何とかしなきゃ……



「……や、やめなよ!
2人とも!!」

影山
「『"勝ち"に必要な奴になら誰にだってトスは上げる』

……今も変わりねえからな」


日向
「か げ  や まぁぁあぁあぁあ!!!!」


日向が影山に突っかかった

影山
「くっそが……!
放せ!!」

日向
「トス上げてくれるまで 放さない!!」

とうとう乱闘になってしまった


「ちょ……!
やめて!!」

二人の肩に手を置いて、離れるよう促す


「……落ち着いて!
日向!!影山!!!」


一向に収まらない
力だって私じゃ全然敵わない



「やっちゃん!
ごめん!誰か……誰か呼んできて!」

やっちゃんはコクンとうなずき走りだした

影山
「オラッ」

影山が日向を投げ飛ばす

日向は立ち上がり、すぐに影山に体当たりしようとする

その隙を見て私は二人の間に入った

2人の胸を掴んで、できるだけ接触せないように
怪我したらダメだから


影山
「放せ津田!!」

日向
「どけよ津田!!」



「お願いだからちゃんと話し合ってよ!!」


日向
「わかってくれるまでやめねー!」

そう言って、日向は私を間に挟んだまま影山の胸倉をつかんだ


そこへ、次の瞬間

「やめなさーーーい!!」

日向&影山
「「グフッ!!」」

田中さんが現れ、2人の頬を同時に殴っていた




/ 658ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp