第49章 進化には何がいる?
ピーッとタイムアウト終了の笛が鳴り響く
日向
「えっ!?」
菅原さん
「!?」
大地さん
「っ……葵が、敵?」
葵
「す、スミマセン……
参加していないのにこちら側についてしまって……」
ネット越しに私は烏野の皆にへつらわらいした
猫又監督
「わりぃな繋心
ちょっと借りるぜ?」
繋心
「いやちょっと待ってくださいよ!!
俺あいつが動けるとか聞いてないんスけど!?」
葵
「ごめん繋心
でも、皆に強くなってほしいから」
私は繋心の方を向き、そしてもう一度みんなの方を向いた
葵
「ありがと、クロ」
クロ
「俺もお前等に強くなって欲しいからな
ついでに言うと、お前と一緒にコートに立ちたかったし」
葵
「でも悪いことしちゃったなぁ………
福永君ていったかな……、下ろしちゃって」
クロ
「あいつの分も頑張りゃあいいだろ?」
そう言って、クシャッと私の髪を撫でてくれる
私は、クロのこの手が大好きだ
暖かくて、落ち着く
葵
「うん
研磨、トスよろしくね
音駒の皆さんも、よろしくお願いします」
夜久
「おう、よろしくな」
海
「よろしくお願いします」
灰羽
「よろしく!って、あれ?
日向より……ちっさい?」
葵
「君がデカすぎるだけなんじゃないかな?」ニコォ
研磨
「リエーフ、葵いじめないで」
クロ
「リエーフ、後でレシーブ練100な」
灰羽
「えええええ」