• テキストサイズ

【ハイキュー!!】夢の続き

第49章 進化には何がいる?


クロのおかげで途中から音駒チームに参加させてもらうこととなった



『でもっ、それじゃあ……』

猫又監督
『お前が烏野を変えろ』


『……分かりました
参加させてください』






大地さん
「ガチでやりあうのは初めてだったかな」

旭さん
「そうだな
味方だと心強いけど、敵になったら怖いなぁ」

西谷さん
「何弱気になってるんですか!旭さん!!」

田中さん
「津田、俺と勝負だコラ」


「いいですよコラ」


日向
「よーし!勝つぞぉおお」

影山
「当たり前だ」


皆ヤル気みたい
私も凄く、ワクワクしてる

クロ
(楽しさに飢えたケモノってか……
まったく、変わんねぇのな)

研磨
「クロ、顔」

クロ
「おっとわりぃ
漏れてた?」


「どうしたの?」

クロ
「なんでもねーよ」



「?」


向こうのサーブから始まった
音駒のレシーブ力の高さを改めて実感した
その中でリベロを務める夜久さんはすごいと思う





ピーッ、と鳴り響くホイッスル
それと同時に私はボールを数回跳ねさせた

サーブは私だ

西谷さん
「葵ー!!
俺にサーブ打ってくれー!!」

打ってくれと言われたのが初めてで、思わず笑いが零れた

ふぅ、と息を吐き床にボールを数回打ち付ける

そして、まっすぐ西谷さんの目を見た

西谷
(ゾクッ)


緊迫した空気が流れる

その中を、エンドラインよりも少し遠く離れてサーブトスを上げる構えをする私


大きく上がっていくボール
それに目掛けて、走る
両腕を羽撃く前の鳥のように、揺らし
そして、地面を蹴って


私は翔ぶ


コート全体が一望できる、この瞬間が好き
西谷さんの顔が見える
ボールが手元にやってくる

それを、ドライブをかけて勢い良く

叩きおろした



/ 658ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp