第46章 デンジャラス アウェイ
翌日
今日は昨日先生が言っていた扇西高校との練習試合
葵
「影山!ちょっといい?」
影山
「? おう」
葵
「今日のことなんだけど―「なあ 影山」
日向が影山を呼んだ
日向は「あ、ごめん」と言ったが「いいよ」と返した
日向
「負けたくない理由ってわかる?」
影山&葵
「あ?/?」
影山
「知るかそんなもん
ハラが減って飯が食いたい事に理由があんのか」
葵
「食欲と同じなの(笑)」
日向
「津田は?」
葵
「えっ 僕?
ん〜、そーだなぁ……
何だろう」
日向
「だよなぁ〜
う〜ん……… う〜ん……」
やっちゃん
「ごめん 愚問だったね」
日向&影山
「「グモンてなに?」」
蛍
「"愚かな質問 また自らの問をへりくだって言う言葉"!!!
ついこの前やった!!」
日向&影山
「「!!」」
葵
「やっちゃんはどうして聞いたの?」
やっちゃん
「えっ、あー…… えっとですね……
日向がさっき自分のほっぺた叩いて気合い注入していたから、練習試合なのにどうしてそんなに頑張れるのかなーって思いまして……」
葵
「で、日向は?」
『負けたくないことに理由って要る?』
葵
「なるほどね〜
やっちゃん多分、聞く人間違ったんじゃない?」
ニヒヒと笑いながら冗談を言う
葵
「冗談だよ
そーだね…… 負けたくない理由って人それぞれだと思うよ
あの2人にはまあ………うん
でも、自分が好きなことで一番になれるってさ
凄く気持ちが良くない?」
やっちゃん
「………」
葵
「あっ、扇西高校来た
着替えてくるね」
やっちゃん
「一番………好きなこと」