第46章 デンジャラス アウェイ
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それから数日ー
「あの!ちょっといいかな!」
隣の潔子様が体育館内のバレー部員に尋ねる
そして、潔子様と私の後ろからカチンコチンと緊張気味におずおずと出てくる彼女
日向
「新しい人見つかったんスね!!」
田中さん&西谷さん
「何何〜 何スか〜」
田中さんと共に菅原さんや、他の皆が寄ってくる
潔子様
「えっと 新しいマネージャーとして仮入部の―」
谷地ちゃん
「やっ 谷地 仁花です!!!」
大地さん
「おぉーっ!?」
旭さん&菅原さん
「マジかスゲー!!」
旭さん
「1年生?」
谷地ちゃん
「うひ!? いっち1年5組であります!!」ビシィッ
葵
(あります……(笑))
「旭さん、顔が不審者」
大地さん
「旭ちょっと引っ込め!」
旭さん
「ええ!?」
谷地ちゃん
「!!?」
葵
「?」
谷地ちゃんが余りにもビクビクするものだから、彼女の視線を辿ってみる
その先には菅原さん
しかし、菅原さんに変わった様子はない
むしろスマイル
問題なのは、菅原さんの後ろの2人だった
田中さん、西谷さん
じろじろと谷地ちゃんを見ている
この二人は案外人見知りなのか……
菅原さんも慌てて後ろを振り向き2人の顔を手で隠した
旭さん
「良かったなあ!
これで来年もマネージャー居るなぁ!」
日向
「ハイ!!!」
谷地ちゃん
「あぅ おぅ……」
潔子様
「ま まだ"仮"だから……!」
葵
「あ、谷地ちゃんそろそろ……」
潔子様
「そうだね
今日は私が突然お願いして委員会の仕事前に来てもらったから 顔見せだけ!」
谷地ちゃん
「よ 宜しくお願いシャス……!」
「「「シアース!!」」」
谷地ちゃん
「ひい!?」
葵
(見てて面白いなこの子(笑))
潔子様
「慣れるまでは取り囲んでの挨拶止めて!」
「「「??」」」