第46章 デンジャラス アウェイ
日向
「そういう津田はできんのかよ!!」
葵
「答えは涙、でしょ?」
山口
「うん!あってるよっ」
蛍
「"鬼"って見て問題もよく読まないで"ガ――ッ"って書いちゃったんでしょ ホント単細胞」
影山
「そうだ お前はもうちょっと落ちつけ
そそっかしんだよ」
葵
(影山、あんた言えないでしょーよ(笑))
影山とはクラスも一緒で席も隣だ
返却された答案覗き見ることくらい簡単だ
日向
「お前ら何で一言余計なの!?」
葵
「大丈夫だよ、日向
影山もっと酷いから」
影山
「なっ……!!
お前の方が数学酷いじゃねーかよっ」
蛍
「うるさいんだけど!
影山も葵もヒトの事言えないんだけど!
特に影山、全体的に日向よりできてないんじゃないの!?
二人とも、超基礎的な数学の公式とか英単語くらいは自分でなんとかしなよ!?」
影山
「日本人に英語がわかるか!!!」
葵
「文面だけの数学言語をどうやって覚えるの!?」
蛍
「じゃあ 東京行きは諦めるんだね」
影山&葵
「「ムッ」」
「影山、津田」と蛍の後ろから大地さんが声を掛けた
頭を上げるとすぐに出されるサイン
瞬間、「「Bクイック」」と2人して答える
影山&葵
「A・C セッター前の時間差 レフト バックアタック D 平行 セミ セッター後ろの時間差」」
数々のサインを的確に答えたのち、大地さんがにこりとわらって「これどの位で覚えた?」と聞いた
影山
「? 教えて貰った日?スかね」
葵
「僕もです」
大地さん
「それで暗記ができないとは言わせないからな」
oh!!