第46章 デンジャラス アウェイ
日向
「東京!?」
武田先生が興奮を抑えきれない表情で、メガネをクイッと上げた
日向
「東京ってもしかして 音駒 ですか!?」
その頃、音駒では―
「ヘブシー!!」
研磨が盛大にクシャミをしていた
影山
「練習試合っスか?」
武田先生がこく、と頷く
葵
「また、試合やれるんだ……!
クロたちと!」
武田先生
「でも今回は音駒だけじゃないんだ」
みんなが頭に??を浮かべる
武田先生
「梟谷学園グループ」
葵
「!」
武田先生
「音駒を含む関東数校でできているグループで普段から練習試合などを盛んに行っているそうです」
葵
「えっ、でもどうやって混ぜてもらったんですか!?
グループなんて、それも梟谷……」
武田先生
「今回、音駒の猫又監督の計らいでこの合同練習試合に烏野も参加させて貰えることになったんです!」
葵
(猫又監督……!!
グッジョブ!です!!)
繋心
「こういうグループに入るにはツテ無しではなかなか入れるモンじゃねえが……
猫又監督に感謝だな
あと またしつこく頼んでくれたであろう先生にもな」
武田先生
「いや僕はそんな!
烏養監督の名前あってこそで「アザース!!!」
あ、それと津田くんも」
葵
「え、僕、ですか?
いや別になにもしてませんけど」
武田先生
「猫又監督とお知り合いだそうで、助かりました」
葵
「それは父の方ですけどね」(笑)
おとうさん、おかあさん
楽しみなことができました