• テキストサイズ

【ハイキュー!!】夢の続き

第45章 To Next Stage→


澤村side


そう言うと、ハサミを持っていた津田の手の力が抜け、俺はそっと掴んでいた手首を放した
だらりと力なく下げられた腕

津田
「………………………ごめんなさい」

澤村
「謝んな 津田は何も悪くない
それより、だ
お前、さっきハサミで自分の手刺そうと思っただろ なんでそんなことしようとした」

津田
「…………すみません
私にもわからないです…………
気がつけば握ってました………」

澤村
「自分ばっかり責任を感じるな
そういうことは、俺でも誰でもいい
チームの奴誰かに言え
溜め込んでないで、ちゃんと な?」


津田
「せんぱ………い……っうぅ
うっ………、勝ちたかったのに………!!
ごめんなさ………ごめんなさいっ」

澤村
「わかるよ 俺だって勝ちたかった
だから、今度は負けないようにチーム皆で頑張るぞ
ほら、もう泣くな」


ポンポンと頭を撫でる

津田
「………ック、ヒック……
すみません………」

澤村
「後、もうあんなことすんな
わかったな」

津田はコクリと頷いた

泣き止まない津田をなだめながら、部屋の辺りを見回すと、今更ながら気づく

澤村
「津田、1つ聞いていいか?
お前、女子なの?」



/ 658ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp