第42章 One for all , all for one.
及川
「そうだよ。
だから、強い葵ちゃんには本気で来てもらわないと困るんだよね
牛若ちゃんを泣かせるために、強い人と戦いたいから―――」
葵
「へぇ………
及川さん、若を倒したいんですか」
及川
「そっ
泣かせたいの、ね岩ちゃん」
岩泉
「おう」
ピーッとタイムアウト終了の合図が鳴り響く
岩泉
「おい、行くぞ」
葵
「ーーーーす」
岩泉&及川
「「??」」
葵
「若を倒すのは
この私です」
岩泉&及川
((ゾクッ))
及川がニヤリとわらう
私は踵を返してチームの元へ歩いて行った
岩泉
「なんつーか……すげー威圧だな」
及川
「それにしても、面識あったんだね〜
葵ちゃんと牛若ちゃん」
岩泉
「『若』って呼んでたな」
及川
「ねー」
岩泉
「牛若のことはどうでもいい
今は目の前、だ」
及川
「あぁ」