第29章 さあさあpartyの始まりだぜ?
歩いていると、武田先生が前から見えた
葵
「あ、武田先生
あの、バレー部1年部員の誰か見当たりませんでした?」
武田先生
「ああ!それならさっき、月島君と山口君に会いましたよ
演劇部の練習場所聞いて行きましたけど……」
葵
「??」
武田先生の次の言葉を待つ
武田先生
「あの………もしかしてあの2人、バレー部やめるんでしょうか……」
葵
「(⊙ω⊙)
あははっ、ないですよ!
あの2人もバレーがすきでバレー部入っているんですから
きっと、演劇部の方に用事でもあるんじゃないですか?」
武田先生
「そうですよね!
ところで、津田君は何故探しているのですか?」
葵
「僕も用事で
ありがとうございます
失礼しますね」
武田先生
「いえいえ!」
そう言って、武田先生と別れた
葵
「演劇部か………
確かあの2人はスポットライトとポンポンだっけ……
てことは、スポットライト借りに行ったのか
スポットライトなんか、あるの?
学校に」
ブツブツ言ってると、気がつく
葵
「………演劇部の練習場所ってどこよ」
とりあえず歩を進めると、理科室の前に着いた
「そ、そうですよね、スイマセン!」
いつも"ツッキー"と叫ぶ聞き覚えのある声
理科室から出てきたのはやはりその人物
そして、ノッポ
山口
「聞いてた?
ないってさ
……しかたないから、先にポンポン探そうか」
葵
「やっぱりなかったんだ」
2人がこちらを振り向く