第28章 知る人ぞ知る強敵は私の嫌いなあの方
葵
「ちょっと昔の事でね」笑
繋心
「お前その笑みヤメロ!!
こえーから!!
まあ、こんな感じか
詳しいことはまたその内」
菅原&澤村
((おお……
烏養さん、ズボラっぽいのにちゃんと調べて……!
ズボラっぽいのに……))
繋心
「……
お前等 今 何か失礼な事考えてねえか」
菅原さん&大地さん
「「んーん」」
葵
「繋心ズボラなのにちゃんと調べてたんだ……
明日は雪だな(´∀`)」
菅原&澤村
((Σ(・ω・ノ)ノ
言ったよ!!この子言ったよ!!))
繋心
「あ"ぁ"!!
なんだとっ」
旭さん
「そう言えば 俺と西谷が戻る前に青葉城西には勝ってるんだよな?」
菅原さん
「あの時は肝心の"及川 徹"がほぼ居ない状態だったんだよ」
大地さん
「そんでそいつが入った途端に一気に追い詰められた」
みんなが静まり返る
繋心
「―と まあ この辺が"俺的今年の4強"だ
―と言ってみたものの"上"ばっか見てると足掬われることになる
大会に出て来る以上
負けに来るチームなんか居ねえ
全員 勝ちに来るんだ
俺達が必死こいて練習してる間は
当然 他の連中も必死こいて練習してる
弱小だろうが強豪だろうが勝つつもりの奴等はな
それ忘れんなよ」
大地さん
「オス」
繋心
「―そんで
そいつらの誰にも
もう"飛べない烏"なんて呼ばせんな」
「「「あス!!」」」