第24章 まさかのお呼び出し
葵
(このまま取られるのもやだなー
んー、早いけどやろっと)
影山に視線を送ると、バッチリ目があった
葵
『次、マックスで跳ぶから』
人差し指を立てて上に向ける
影山がコクリと頷いた
向こうのサーブをまたとる
葵
「レフトッ!!!」
影山
「津田!!」
今度は思い切りジャンプして、いつもと同じ高さで跳ぶ
音駒のブロッカーは、少し下で手を出しているのが見えた
繋心
(低く跳んでたのは、こういうことか……!
最初低く跳ぶことで、相手に自分が跳べる高さを騙し
高く跳ぶことで、射抜けやすくなるのか…)
孤爪
(フェイクだったんだ……)
黒尾
(考えてるな………)
打ったスパイクは点数が入った
葵
(ふぅー
これ、1回きりしか効果ないから獲られてたら危なかったー)
大地さん
「ナイス津田!!」
日向
「すっげぇー!!
敵がバッて跳んでも下で!
津田がゴッて打ったら頭の上で!」
月島
「まとめて話しなよ」