第24章 まさかのお呼び出し
4番
「チッ」
黒尾
「まいったねー」
影山のトスは、今度は日向へ
ーーーーーぺしっーーーーー
今までトスを見て打たなかったから、まだヘロンへロンなアタックだった
それでも点数は入った
試合はいい感じに進んだ
どっちも互角
そして、また私が前衛にまわってきた
ネット挟んだ前には、クロ
黒尾
「取返させてもらいますよ?」ニコニコ
葵
「取らせませんよ?」ニコニコ
一同
(こ、怖ww……)
孤爪
「ちょっと2人とも……」
「ナイッサー」
向こうからサーブが打ち込まれる
大地さんが取り
影山がトスを上げ
旭さんがアタック
が、またリベロさんに取られてしまう
葵
「リベロさん、凄い……」
黒尾
「当たり前だろ
うちのリベロなんだからな」
「それに、あいつは夜久っつーんだ」
夜久さん
「おいっ
試合中に他人を紹介すんなっ!」
葵
「おぉー」
研磨がトスを上げた
それも、その場所は
クロのところ
葵
(速攻or時間差
んー、時間差かな!)
ーーーーーキュッ
ワンテンポ置いて
クロと私が跳ぶ
ーーーーーズドっーーーーー
クロがアタック
ーーーーーバシーンッ!!ーーーーー
葵
(っ!)ズキッ
まさかの突き指+抜けられた
黒尾
「ウェーイ」
葵
「ムー」
「すみませんっ」
皆に向かって謝る
大地さん
「気にすんな」
旭さん
「タイミングあっただけでも凄いよ」
黒尾
「あれ、止めるんじゃなかったの?葵ちゃん」ニタニタ
葵
「葵君と呼んでよっ
次は絶対止める」
(といっても、突き指したのに止められるかなー(笑))