第20章 5月5日
合宿最終日
連続100本サーブを終わらせるまでメシ抜きと、早々から告げられる
葵
「なんか、メニュー増えてないですか?」
菅原さん
「昨日、津田が寝てから色々あって……」苦笑
葵
「そうなんですか
抜けだした、とかですか?」
菅原さん
「あたり」苦笑
大地さん
「合宿最終日だ!
明日には音駒戦だ、お前ら、気合い入れるぞ!!」
一同
「オス!!!」
影山
「…………」ジー
葵
「……………」
「ちょっと、僕が打つたびにジロジロ見ないでくれる?
打ちにくいんだけど」
影山
「お前に昨日、サーブ教えろって言ったはずだが」
旭さん
「サーブ教えるのか?
じゃあ、俺も聞いておこうかな」
日向
「俺も!!」
菅原さん
「津田のサーブ、凄いもんなぁ」
そして、いつの間にか全員が集まっていた
葵
「……………、わかった」
「いいですか?こう、パッと上げて、走っていってトンと上がってドカーンと打つ」
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え、今の説明ダメでしたか?
月島
「日本語しゃべりなよ」
葵
「しゃべってるよ!!」
影山
「わかった」
「「「わかったのかよ!!」」」
全員からのツッコミ
田中さん
「お前も本能で動く系か
本能で動く系は何言ってるかわかんねーからな」
なんか、ドヤってますけど……
葵
「なんか、すみません」