第19章 はじめてのおつかい
ふふん。
また録音すると思ったのカナ?
残念でしたー★☆
そんなに世の中甘くはないよ?
影山くん(´-∀-`)
実は、超絶眠かった
今でも立ったまま寝そうな勢いで
田中さん
「んー、まあ仕方ねーや
影山、一人で行って来い!!」
影山
「………ウス」
横目で睨んでくる影山
私は、ふわぁ〜っとあくびをしていて、気づかなかった
影山
「(ムスッ)」
たどたどしい足取りで自分の布団へ向かう
私は、掛け布団をかけるのも忘れ途端に寝てしまった
影山
「………後でどうなってもしらないからな」
そう呟いて出て行ったのを、私は知らない
葵
「スゥー………スゥー……………」
田中さん
「こいつ、寝るの早くないスか?」
菅原さん
「相当眠かったんだろうな」
大地さん
「起こすなよ」
田中さん
「なんか、こいつの寝顔、やけにかわいく見えるのは気のせいか?」
月島
「お腹の減りすぎで幻覚見てるんじゃないですか?
あ、それか頭がバカになったんじゃ……」
田中
「誰がバカだってぇえ?」
縁下
「お前の頭がバカなのはもともとだろ」
田中
「え"っ………」
月島
(…………)バサッ
掛け布団をかける
「風邪引く………あ、バカだから風邪引かないか」ボソッ
私は知らない
彼が、今屈託ない笑顔を一瞬していたのを