第9章 そんなふうに想われても
Satoshi-side
え、そーゆー事だよね、
そーゆーことって想っちゃっていいんだよね、
いーんだよね、
だってさ、
上目遣いで
うるうるしてさ、
ーー"大野くんの家に、行きたいな?♥"
って、
そーゆーことだよね?
おいら男だもん。
そーおもっちゃうよ?
いいんだよね?
「ゆいは」
ゆいは「はーい?」
「お前おいらんこと何だと思ってる?」
ゆいは「え、何って…………」
「………………ゴクリ」
ゆいは「男?(笑)」
「……!!!///」
えーーーーーーーー
こ、こ、こ、こ、これは
「おっおっおっ」
ゆいは「……へ?(笑)」
「お前、わかっ、て、んのか?///」
ゆいは「分かってるよ」
えーーーーーーーーー
なになになに、分かってるの
いいの?!いいのか!?
ゆいは「例え大野が翔ちゃん溺愛だからって、
オカマでは、ない……よね?」
…………は?
オカマ?
おいら?
…………なんだ。分かってるって、
全然分かってねぇじゃん(ショボン)
「なんだよぉ…
何にも分かってねぇじゃんか」
ゆいは「え、え、え、ちょ、嘘」
「……にゃ?」
ゆいは「大野、オカマなのおおおおお!?!?」
………………え!!!!!!!