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第1章 僕の心は張り裂けそうで
Yuiha-side
「いってきまーす」
家を出ると、
いつの間にか桜が沢山咲いていた。
……ああ、もーこーんな時期かって
もー入学式かって、
今さらながらに実感した。
入学式めんどくさいなあ(笑)
とか思いながらもとぼとぼ歩いてたら
なんとか学校にたどり着いた。
「あ、クラス見なきゃ」
凄い数の名前の中から
自分の名前を探す。
…………って
こんな人だかりに無理だって(笑)
省エネ主義に加えてチビな私は
探す気にもなれなくて、
人が減るのを待つことにした。
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