第7章 こんな気持ち分かって欲しいのだから
Yuiha-side
「いってきまーす」
やっぱり面倒くさい気持ちを抱えて
ドアを開けた。
あれ、今日何曜日?
あ、水曜日か。
……げ、数学あんじゃん。
はぁ~~~
だるいなあ、、(笑)
あーーーー、
智「ゆいは」
「……え!?
おーのーーーーー!!!」
智「おはよう(フニャ)」
朝からふにゃ笑顔いただいました~!
今日ついてるかも(笑)
少し歩くと大野がいた。
登校の時に会うの初めてだな
「大野もこの道だったんだね!」
智「………いや?違うよ。」
「え、?(笑)
じゃ、なんでいるんすか(笑)」
智「え、むかえきた。」
「……だれを?」
智「ゆいは」
……え
「え、あたし?」
智「うん。……駄目?」
だめなんて、
そんな、
「超、嬉しいよ!!」
嬉しすぎて、
大野の腕に絡み付いた
智「……んふふ//
行こっか。」
「うん!!」
「大野って、家どこなの?」
智「んー、あっち。」
大野の指差した方は、
「……ッッ真逆じゃん!!!」
智「………………(フニャ)」
なんで、どーしてわざわざ
あたしなんか、
智「おいらが、一緒にいきたかったの。
言ったでしょ?
ゆいはのこと捕まえとくって。」
…………約束したんだ。
大事にされることは、
本当に嬉しくて
ちょっと恥ずかしくて
そーゆー気持ち、初めてで。
「ありがとう。でも、」
やっぱりもらってばっかじゃ
ダメだと思うから。
「次はあたしがむかえにいく。」
あたしだって、
大野を大事にするって
約束したんだもん。