第3章 どこへ行っても忘れはしない
Yuiha-side
入学式から1週間がたち、
授業ガイダンスも終わり
本格的に授業が始まり出した。
慣れない学校生活だけど、
それなりに楽しくて
充実した毎日。
まあ、やっぱり
面倒くささは拭えないけど(笑)
キーンコーンカーンコーン♪
4時間目終了のチャイムが鳴り
お昼休みの開始を告げる。
「ゆいはーーー
今日も一緒にお弁当食べよーー!!!」
「ういー!
もーお腹すいて死ぬかとおもったわ(笑)」
お弁当はなんか分かんないけど
女子みんなで食べていて、
どんだけなかいいんだよって
我ながら突っ込んでしまう。
「ゆめ、あんたそんだけしか食べないの?」
結愛「……そんだけ?」
「超少ないし!もっと太れ!(笑)」
せりか「まってそれ、
ゆいはにだけは言われたくないよ、ねー?」
結愛「……う、ん。(笑)」
「はー?私めっちゃ食べるんですけどー」
まほ「……確かに。量は稼いでる(笑)」
「へーんだ!(笑)」
そんなくだらない会話をしていた。
「……え、誰?あの先輩、、
超かっこいい!!!!!」
一緒にお弁当を食べていた子の1人が
キラキラした目でそういうと、
周りの女子は一斉に顔を上げた。
イケメンに目がないお年頃、か(笑)