第2章 黒バス/夢主/逆ハー/キセキの世代/夏祭り
「橙崎お前足怪我してないか?」
せいちゃんが聞いてきた
「えっ・・・?そんなわけ無いじゃん♪」
まさか、ね・・・。
「俺の目は誤魔化せない」
真剣な眼差しで見つめられる
「・・・なんで、分かったの・・・?」
そう、実はさっきの騒動の時足を怪我してしまったのだ
「見せてみろ。」
「えっ・・・うん。」
素直に足を見せる
「かなりひどい怪我だな。クソっ、あいつら・・・!!」
「大丈夫。私がうっかり怪我しちゃっただけだから・・・」
すると、私の目をまっすぐ見て
「君を守れるのは、俺だけだ。だから、これから俺の傍から離れるな。」
「えっ・・・!」
すると、せいちゃんが急に私に背中を向けしゃがみ込み
「ほら、のれ。歩くと怪我が悪化するだろ」
私は大人しくせいちゃんに身を預ける事にした。
最初は、罪悪感が多かったがだんだんそれが心地よくなって・・・
その後、無事みんなの元に合流することができた
そして―――――