第2章 黒バス/夢主/逆ハー/キセキの世代/夏祭り
「こちらこそ、すまないのだよ。」
しんちゃんだった
「しんちゃん!!」
「橙崎か。」
「もう、みんなで探してたんだよ。」
「すまないのだよ。」
素直に謝るしんちゃん
「あ、せいちゃん見なかった?
まだ、せいちゃんだけ見当たらないんだけど・・・」
辺りを見回しながら、しんちゃんに尋ねる
「しらないのだよ・・・赤司のことが気になるのか?…べ、別にお前が好きだから聞いているのではないのだよ。」
「えっ、あぁ〜せっかくみんなで来てるのにバラバラだと楽しくないなぁって思っただけで・・・」
「そうなのか。」
なんか、しんちゃん…ホッとしたような顔してるけど・・・
「ところで・・・橙崎達は今日のメインイベントを知ってここまで来てるのか?」
メインイベント・・・?
「なにそれ!?」
「はぁ、やはり知らないのか・・・今日は最後に花火が打ち上げられるのだよ。」
そ、そ、そんなの知らない!!
そんなイベントが・・・
「何時から始まるの!?」
「もうすぐで始まると思うのだよ。」
私はなんでこんな大きなイベントを…!
「席とらなきゃ、見えないじゃん!」
「それは、問題ないのだよ。」
「えっ・・・?」
「もう既に席はとってある」
と言いながらメガネをあげるしんちゃん
「ありがとう!」
「別にお前が好きだから、用意したわけではないのだよ。」
私はその時しんちゃんが言った言葉の意味が理解できなかった。
これが、いわゆるツンデレというのを・・・!
「おーい、しんちゃんが席とっといてくれたんだって!みんなで花火見に行こう!!」
と、言いみんながいた方へ振り向くと