第2章 黒バス/夢主/逆ハー/キセキの世代/夏祭り
「・・・あ、あれ、テツ君?」
私の声に気付いたのか、振り返るその人物はやっぱりテツ君で・・・
「あぁ、橙崎さん。橙崎さんもわたあめ食べにきたんですか?」
「私は、テツ君達を探しに行くのとりんご飴を買いに行こうって思ってたらテツ君がいたから・・・」
「そうですか。僕達を探しに・・・
あ、わたあめ、橙崎さん食べるかなって思って買ったんですけど・・・いりますか?」
「わ~~!!私にくれるの!?」
「はい。」
「嬉しい!ありがとう♪」
そして、早速食べ始める
「橙崎さんのそういうところ好きです。」
人声で、かき消されテツ君の声が聞こえない
「えっ、テツ君今なんて言った?
人声でかき消されちゃって声が聞こえなかった・・・!」
「聞こえてなかったら、それでいいんです。」
「えっ・・・、うん。」
あ、当初の目的を忘れそうだった!
「テツ君も、りんご飴買いに行こう♪」
そういって、テツ君の腕を引っ張る
「あ、僕がりんご飴おごりますよ。」
「えっ、いいの!?」
「好きな子の為ですから」
今度はしっかり聞こえた
「と、取り敢えずりんご飴買いに行こう!」
さっきから、言われるみんなの発言に動揺しながらりんご飴屋さんについた
「どれにしようかな〜?」
りんご飴を見ながら悩んでいると
ガツッ
人とぶつかってしまった
「あ、すみません!」
そういって、謝ろうとしてその人を見たら・・・