第2章 黒バス/夢主/逆ハー/キセキの世代/夏祭り
食べ物を両手に抱きかかえてりんご飴等を食べるむっくん
屋台を物色してるりょうたと、だいちゃん
そして、1人でぼーっとしてるしんちゃん
そして、お面をかぶり向かい合っているテツ君とせいちゃん
・・・・・・ん?
「せ、せ、せいちゃん!?」
さっきまでいなかったはずのせいちゃんが何故かここにいる
「あぁ、橙崎。どうした?」
普通に問いかけてくる。
それにますます驚き・・・
「いや、さっきまでいなかったじゃん!?」
「あぁ、途中橙崎達がいたのを見かけたからここに合流したんだよ。」
「なるほど・・・。」
色々大変だったがみんな揃った。
「よし、みんな揃ったし花火見に行こう!」
と、声を上げて言うと
「ねぇ、亜弥音ちん一緒に食べるっていう約束は?」
ふてくされたようにいうむっくん
「あぁ、ごめん!!」
花火のことが夢中ですっかり忘れていたみたいだ。
約束のために、むっくんが持ってたりんご飴を貰い一緒に食べる
その時
「亜弥音ちん、ここついてる。」
そう言いながら、口元を舐めるむっくん
「えっ!?」
「口元に、りんご飴の欠片ついてた」
「あ、ありがとう・・・」
なんで急についてるからって言って、舐めるの・・・!?
食べ終わった後・・・
「じゃあ、行こっか!」
そういって、その場から動こうとすると
「亜弥音っち、今まで紫原っちとなにしてたんっすか?」
と、りょうたが聞いてきた。
なんか、すごい怒ってる・・・?
「えっ、あの約束でりんご飴食べてただけだよ?」
「そうなんっすか・・・、あんまり他の男と目の付かない所にいないようにしてくださいっすね?」
「え、うん・・・」
なんであんなこと言ったんだろう?
そんな疑問を持ちながら、取り敢えず花火を見に行くことにした
「よーし!それじゃあ、花火見に行こう!」
そういって、花火を見に行くためしんちゃんが席をとってくれている場所へ向かうことにした
祭りということもあり、人ごみが多い
「人混みで前進めない・・・ね。」
そういって、みんながいる後ろの方を見たらいるはずのみんながいなかった
「えっ・・・?」