第3章 破壊欲望
俺はさっそくヘルマンに飲ませようとした。だがヘルマンはなかなか口を開けてくれなかった。
そこで俺が口移しで飲ませることにした。俺も少し飲むことになるが仕方が無い。
サッと口の中に媚薬を入れヘルマンにキスをする。最初は拒んでいたが呼吸ができないようにさせるとすぐに飲んでくれた。
『••••••⁉︎』
『すぐに効果が現れる媚薬と聞いたが速いな。もうそんなモノ欲しそうな顔をして•••、軍帽を深くかぶらないで俺をみろ•••』
ヘルマンは相変わらず軍帽で目を隠していた。
しかし口の息遣いと顔の火照りで媚薬の効果が出ていることがわかった。
俺はヘルマンを押さえつけるのをやめて、馬乗りになった。尻のしたで硬いものが当たった。
不意にヘルマンの軍帽を目の見える位置にまであげた。ヘルマンは静かに泣いていた。金色の目から涙が頬につたっていた。
俺はその涙をペロッと舐めた。少ししょっぱくて美味しく感じた。
•••カチャカチャとヘルマンが自分のベルトを外し始めた。遂に媚薬の効果が理性を壊したらしい。泣きながら自分のベルトを外すヘルマンはとても可愛かった。こんな可愛い奴がルドルフなどの奴らといるなんて気にくわない。
『•••ヤッ•••ダ•••ヤりたくない•••のに•••手•••テガカッテニ•••』
『大丈夫、俺だけにしか満足できないようにしてあげるだけだ•••お前は俺の物だ』
ヘルマンは俺だけみてればいいんだ。俺だけの犬でいればいいんだ。ヘルマンは俺の物。他の奴がヘルマンに近づいたら原型が無くなるほどグチャグチャにして殺してやる。ヘルマンだってそれがいいと思っている。絶対に•••