第10章 ケンカ

赤司side

プルルルル
プルルルル

紫『んー？どしたの赤ちん』
赤「実は相談が…」
紫『相談？なになにー』
赤「それが…」

紫『ふーん。ならさーお菓子あげて許してもらえば？』
赤「…そうか。ありがとう」
紫『うん。じゃーねー』

ピッ

敦、お菓子をあげて許してもらえるのは君だよ。
次は…

プルルルル
プルルルル

青『んだよ。赤司』
赤「なんだ大輝、僕が電話をしたらいけなかったかい？」
青『いや別にいいけどよ。んでなんだよ？』
赤「実は相談が…」
青『あっ？相談？』
赤「それが…」

青『ふーん。ならよ簡単だろ？抱けよ。
抱いて許してもらえよそれが手っ取り早いだろ』
赤「だから今それで揉めているんだっ！」

ブチ

大輝に聞いた僕が馬鹿だったな…。
次は…

プルルルル
プルルルル

緑『どうしたのだよ赤司』
赤「実は相談が…」
緑『相談？何の相談なのだよ』
赤「それが…」

緑『そうか。簡単なことなのだよ謝ればいい。
ただそれだけだ。じゃあな俺は忙しい』

ピッ

謝る…か…
真太郎。今までで君が一番いい意見だよ。

次は…

プルルルル
プルルルル

黒『どうしたんですか？赤司君』
赤「実は相談が…」
黒『相談ですか？いいですよ何の相談ですか？』
赤「それが…」

黒『そうですか。赤司君も大胆ですね意外です」
赤「悪いかい？」
黒『いえ。そうですか、許してもらえるように…そうですね。やはり謝って許してもらう…ですかね？』

やはりそれか…
赤「真太郎にもそう言われたよ」
黒『緑間君にも相談したんですか？』
赤「あぁ。涼太、敦、大輝、真太郎、そしてテツヤだ」
黒『ボクが最後ですか。と言っても青峰君はろくな意見じゃなかったんじゃないですか？』

赤「その通りだテツヤ。抱いて許してもらえばいいとか言い出したよ。今そのことについて揉めているのに」
黒『安定のアホ峰君ですね。』

赤「そうだな。こっちの身にもなって欲しい。」
黒『ですね。じゃあまた』
赤「あぁありがと」

ピッ

ということは…謝るしかないということか。
「…謝ろう」

なんて謝ればいいのだろう。
…ぶっつけ本番で行こう。まぁ何とかなるだろ←

唯の部屋の前
コンコン
貴女「……」
赤「僕だ少し話がしたい」