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赤「僕の婚約者だ」貴「違う!」キセキ+桃「婚約者!?」

第12章 改めて


貴女side
貴方の部屋にて

やばいもう婚約破棄とか出来そうにない。しかもしたらお仕置きとかありえない!お母さん達ももう逃がさないような獣?のような目をしてるし…もう勘弁だよ…。

でも私の心は少しずつ征十郎に染まっていってる。小さな仕草でもその声も全部が私の心に染(し)みてくる…。
本当は分かってる私は征十郎が好き、征十郎の全部が…
だって、少し触れただけでドキドキが止まらない。もうどうしようってなる。

だから認めるのだから伝えるの

コンコン
赤「失礼するよ」
と征十郎が入って来た。

赤「さっきのことは本当だよ。だからもう僕は君を逃さない。」
貴女「逃げないよ。ううん、逃げられない…と言ったほうがいいかも」
赤「それはどういうことだい?」
貴女「私は…征十郎が好き」
赤「!?」
貴女「征十郎が好きなのっ!!」

恥ずかしい…告白がこんなに恥ずかしいなんて…
赤「やっとか…待ちくたびれたよ。愛してるよ唯」
貴女「征十郎のばぁか」
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