第1章 BLEACH/夏祭り
「えー・・・?」
一角「言って矢先に追いてかれてどうすんだよ」
一角が僕の体を持ち上げていた。
んー・・・いや、これどっかで聞いたことあるぞ。
確か・・・あ!!
「お姫様抱っこ!」
一角「ブッ!?」
弓親「一角・・・さいてー・・・」
一角「そういうつもりじゃねぇよ馬鹿!!//」
「へへっ、ちょっと一角より偉くなった感じで楽しいぞ」
一角「・・・こっちはこっちですげー能天気だなおい」
はぁとため息をついたものの、一角は僕を下ろさなかった。
こいつもなんだかんだで優しい奴なんだな。
こういうの、見直した、っていうのか?
弓親「・・・ちぇっ」
弓親はちょっと悔しそうな顔してるけど・・・。
一角はすごいドヤ顔をしていた。
人ごみの中をそのまま歩いてると、放送が入った。
『ただいまより、スイカ大食い大会を開催しまーす!出場希望者はステージ前に集まってくださーい』
「スイカ大食い、だと!?」
弓親「お腹こわしそうだね。」
一角「あぁ・・・。スイカ大食いか。もしかしたらあいつら、出場したりして」
「じゃあステージに行くのか?」
一角「行って損はねぇだろ」
弓親「そうだね。行ってみようか」
そういって僕らはスイカ大食い大会の場所へと向かった。
・・・
「あ!居た!おーーい!皆ぁ~」
織姫「!! 梅春ちゃん!良かったぁぁ」
一護達は一角の予想通り、ステージのところにいた。
真っ先に駆けつけたのは織姫だった。
織姫「ごめんね!私、茶渡君てっきりイカ焼き屋さんだと思って・・・わたあめ屋さんだったの!」
「あぁ、そうだったのか。でも、織姫が間違えたおかげで一角たちに会えたぞ。ありがとな」
織姫「梅春ちゃん・・・!・・・なんで、お姫様抱っこ?」
「え?」
一角「い、今おろすから気にすんなっ!」
「うわっ」
僕はごろんと地面に落とされた。
もっとおろし方というものがあるだろハゲこら←
弓親「君らスイカ大食い大会に出場するのかい?」
織姫「えっ、あ、はい。皆景品狙いで・・・」
「景品?」