第1章 BLEACH/夏祭り
「あ、あれ・・・?」
イカ焼きのところまできたが、チャドの姿はなかった。
ど、どういうだー・・・?確かチャドはイカ焼きじゃなかったか?ど、どうしよう・・・
とりあえず一護たちのとこに戻ろう。
・・・
「ど、どうしよう・・・」
迷った・・・。←
あれ、どこから走ってきたっけ僕。
困った。どうしよう。このままじゃ皆をみつけるどころか、
帰ることもできない・・・。
とんとんっ
「ひっ」
後ろから突然肩をたたかれ、変な声がでた。
だ、誰だ・・・?何者だ・・・!?
おそるおそる振り返ると・・・
「・・・!!」
一角「よっ」
「・・・い、っかく?」
一角「何つったってんだよ。後一角さんだ。さんを付けろ」
「なんでここに?」
一角「俺らも休暇ってやつだ。」
「俺らって・・・ことは」
弓親「僕もいるってことだよ梅春」
「弓親!!!」
まさかまさかの遭遇。
一角と弓親は僕が十一番隊のことお世話になった
三席と五席。当時四席の僕とは上下関係のない友人的な関係だったんだが・・・いつのまにか一角の奴、僕に「さん」をつけろとか言い出した。弓親は気にしてない見たいだけど・・・。って、そんなことより
「二人とも!一護達を見なかったか?」
一角「あ?なんだお前あいつらと来てたのかよ」
「はぐれたんだ・・・」
弓親「かわいそうに。そんな顔しないで。僕らも一緒に探してあげるから」
弓親が優しく頭を撫でてくれるので、
僕は思わず目を細めた。
一角「おい!弓親!甘やかしてんじゃねぇよ」
弓親「いいじゃないか一角。男同士でもつまんないよ花がない。← あ、それとも・・・僕が梅春に触れてることに、腹をたてているのかい?」
一角「チッ 言うじゃねぇか」
お互いが相手を見合い、火花のようなものがとぶ。
「え、ちょ、二人だけの空間はやめてくれ。僕がわからない」
弓親「あ、ごめんね?」
一角「とりあえず、探してやるから。追いてかれんなよ」
「そのくらい問題ない・・・って、うわっ!?」
人ごみは僕の体をドンドンおしてくる。
このままじゃ進めない・・・!うぅぅ・・・。
もう迷子はこりごりだぞ!
すると突然、体がふわりと宙に浮いた。