第1章 BLEACH/夏祭り
一護「ん・・・?え、お前らなんでここに!?」
聞き覚えのある声が背後からしたので
振り返ると・・・
「一護ーーーー!!!」
一護「うわっ!?汗」
僕は思わず飛びついた。
お目当ての物(物扱い)がいたからだ。
「会いたかったぞ!」
一護「へーへーどうせ戦いたとかそんなんだろ」
「何故分かった!?」
雨竜「君の考えなんて黒崎にでさえお見通しなんだよ単細胞。」
「単細胞・・・?」ピクッ
恋次「石田雨竜!」
織姫「乱菊さんっ!!!」
乱菊「あら織姫じゃない!浴衣可愛い~♪」
一護の後ろにはいつものメンバーがぞろぞろといた。
やはり祭りというものは大勢だから楽しいものなんだな。
ルキア「皆来てたのか!」
現世出張中のルキアもいた。嬉しそうに僕らに微笑みかけてくれた。
「ルキアも元気そうでなによりだ!・・・あれ、チャドの奴はどうした?」
織姫「茶渡君なら屋台のお手伝いしてるよ!確かー・・・イカ焼き屋さんだったかな。ほらほらあそこ!」
「ありがとう織姫!僕行ってくる」
冬獅郎「あっおい!一人かよ!?」
「大丈夫大丈夫!後でしっかり見つけて合流するから心配しないでくれ!じゃっ!」
「「「じゃっ!じゃねぇよ!!!」
その言葉に背を向け、僕は無我夢中にチャドの元へ向かった。
乱菊「浴衣着崩れるわね・・・あれ。」
雨竜「それより井上さん、言いにくいんだけど・・・茶渡君はイカ焼きじゃなくてわたあめだよ」
織姫「え!?そうだっけ!?」
修兵「ってことはー・・・あいつ、どこに向かってるんだ?」
一護「普通のイカ焼き屋・・・」
そしてとどめの一言。
イヅル「迷子になっちゃったね。」
一同はあぁぁとがっくり肩を落とした。
織姫「ごめんなさい~~泣」