第1章 BLEACH/夏祭り
「ところで隊長はどうしたんですか?なんか僕らに用事でも?」
白哉「・・・話がある。来い」
恋次「えっ。俺何も悪いことしてねぇぞ・・・?」ボソッ
「僕だってしてない。お前と一緒にするな」ボソボソッ
白哉「早く」
「「はいっ」」
雛森「息ぴったり。やっぱり仲良いねーあの二人♪」
イヅル「仲が・・・いい、のか?汗」
僕らは六番隊の屯所まで呼び出され、
朽木隊長の前に正座した。
白哉「兄らに任務がある」
恋次「任務・・・?」
白哉「現世出勤だ」
「!! 現世・・・一護達に会えるのか!?」
思わず立ち上がる。
現世には強い奴らがいるんだ。黒崎一護と石田雨竜。
茶渡泰虎に井上織姫!!
悪い奴らじゃない。どっちかと言えばいい奴らだ。
手合わせができると思った瞬間全身がざわつくー・・・
恋次「おい落ち着け」
白哉「争いを好むな。兄の弱さはそこだ」
「あ・・・。すみません」
大人しく僕は座った。以前まで僕は十一番隊に所属していた。戦うことが好きで鬼道には向いていないと判断され続けていたが、朽木隊長が鬼道の筋もあると言って、
この六番隊三席となった。最初は嫌だったが、今はこの六番隊に入れて僕は幸せだと感じるようになってきた。
朽木隊長は間違ったことは言わない強い人だ。
かたい所もあるけど寛大だし、僕は朽木隊長が好きだ。
・・・ってそんなことより。
「現世で何かあったんですか?」
白哉「これから起きる」
恋次「これから起きる・・・?」
まるで未来予知のように朽木隊長が言うので
僕らは息をのんだ。これから現世でどんな恐ろしいことが・・・!?
白哉「それはー・・・」