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夏だ!花火だ!夏祭りだ!

第1章 BLEACH/夏祭り


「破道の三十一、赤火砲!!」

ドォーンッ

的の中央へと直撃。
隣では桃がぱちぱちと拍手をしてくれた。

雛森「すごいよ梅春ちゃん。赤火砲はもう完璧にマスターしたね」

「よっし!まずまずって調子だな!」

へへんと胸をはったら桃が笑った。
僕、宮永梅春はただ今鬼道の練習中。
いつもこうして雛森桃から教えてもらっている。
桃は鬼道の達人と呼ばれている程の腕前で鬼道が苦手な僕に優しくわかりやすく指導してくれるのだ。
そのおかげで苦手だった鬼道も地道に出来るようになってきている。

「これも桃の指導のおかげだな!ありがと」

雛森「い、いいよそんなお礼だなんて!// 照れるよ」

おまけにすんごく可愛い。いやマジで←
顔を合わせて笑い合ってると、向こう側から爆発音が。

恋次「ゴホッゴホッ・・・」

イヅル「30発中6発成功かー・・・厳しいね」

恋次「えぇい!もう一回!」

「なんだ恋次。僕より下手じゃないか。」

恋次「んだと梅春・・・!」

雛森「やめてよ二人とも~汗」

僕が鬼道の練習をするようになってからは、
こいつ、阿散井恋次も一緒に練習するようになった。
なんとも朽木隊長から「三席に劣らぬようにしろ」とかなんとか言ったらしくムキになっているようだ。
そこで同期の吉良イヅルが恋次の指導をしている訳だが・・・。

イヅル「でも阿散井君。実際の所、今の段階では確実に梅春君の方が技術は上だよ」

恋次「ぐっ・・・」

「ほら見ろ。イヅルも僕と同意見だ。悔しかったら上手くなれよ副隊長さん♪」

恋次「てめぇ調子乗ってんじゃ・・・!」

雛森「もーっ二人ともー!!」

すると言い合いをしている中で
一人の男が訪れた。

白哉「・・・」

「「「「朽木隊長!!」」」」

白哉「恋次、梅春。鬼道の方はどうだ」

「順調でございまーすっっ!!」

私が元気に返事をした真逆に、恋次は黙りこんだ。

白哉「・・・成長というものはその者により差が出る。焦らずゆっくりと着実にしていけば良いものとなるぞ、恋次」

恋次「は、はいっ!」

ありがとうございますと恋次は頭をさげた。
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