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新しき未来へ

第3章   


暖かい温もりについうとうとしてしまう
多分隣には虎汰が寝ているのだろう
うっすらと目を開け太陽の光の眩しさに顔を歪めた

「まぶし…」


起き上がり日課となっている虎汰のご飯をとるために海へ潜る

朝食を軽くすませ、出航の準備を始めた昼頃には出航できそうだ
虎汰と一緒に修行してからお昼を食べ出航した


―ドッボーン!

どこからか大砲が飛んできて近くに落ちる
前方に海賊船があるのが見えたのでそこから飛んできたようだ

「久し振りに雑魚の相手でもするか、準備はいい?虎汰」

『もちろん』

どうやら虎汰は最近使えるようになった覇気を使う気満々のようだ
パーカーのフードをかぶり敵船に近づくある程度近づいてから1人と1匹は敵船に飛び乗った
それが戦闘の合図になった
が、虎汰が習得ほやほやの覇王色覇気を放った瞬間勝負が決まるあたりほんとに雑魚だったようだ

しかも奴隷も乗せられていた
財宝と食料を奪い自分の船に戻った
次の島までという約束で奴隷だった人を乗せ、島を目指した

「本当にありがとうございました」

「気にすんな、虎汰の修行がてら襲った船にあんたがいただけだ
客室があるからそこで寝てくれ何か不備があったら言ってくれ」

「はい」

「あと別に敬語じゃなくていーからな」
それだけ告げ、甲板に昼寝しに出た
虎汰も付いてきたので一緒に昼寝をすることにした

しばらくたった頃揺すられて目が覚める目を開けるとさっきの奴がいた

「あー、不備でもあったか?」

と聞くと首を左右に振り答える

「えっと、お世話になるから雑用をやろうと、で昼飯作った食べないか?」

「あぁ、ありがとう」

起き上がり虎汰も揺すり起こし食堂に向かうと美味しそうな料理がずらりと並んでいた

「保存が効かないもの使ったらこの量になったんだが、やっぱ多かった?」

「いや、虎汰も沢山食うし大丈夫だろ、てかうまそうだな!」

と席につくと立ちっぱなしの元奴隷に目を向ける
てか名前聞いてなかったわ…

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