第3章
「無人島かぁ…」
何週間か漂流し着いたのは無人島だった
「まぁ、最初住んでたとこも無人島だしね~」
島を回ったあといったん船に戻った
しばらくはここを拠点にして
修業をしようと思う
ここでは覇気の完成度を高め今よりもっと使いこなせるようになりたい
虎汰も覇気を覚えたいと言っていたので虎汰の修業にも付き合おう
修業は明日からにして今日はご飯を食べたら寝よう
森には沢山果物がなってたし
川もあるしいざとなれば潜ればいい
虎汰を呼び一緒に森に入っていく
果物を沢山とり海岸まで持っていき
川で魚をとり薪に火をつけ焼く
虎汰の分は海に潜り海王類を捕ってきた
『紫苑いつもありがとね』
虎汰がお礼を言ってきたので頭を撫でながら返事をする
「気にしないで、私が好きでやってることだから」
にっこりと微笑むと虎汰は喉を鳴らした
食事を終え
私は船に戻ることにした
虎汰は修業してくると言い森に入っていった
何かあったらすぐに呼ぶことを約束し自室に入る
自室はやっぱり元いた無人島の家に繋がっている
因みにロジャーの船からはもう行けなくなっている
シャワーを浴びて、ベッドに横になると自然と瞼が重くなり夢の世界へと旅立った
結局起きたのは次の日で
虎汰はちゃんと戻ってきたみたいで寝床で寝ていた