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新しき未来へ

第3章   



「あの、レイリーさん?」

レイリーが口を開こうとした瞬間

「おう!2人ともこんなとこで何してんだ?」

ロジャーが近づいて話かけてきた

―グイッ

「おわっ!」

レイリーに腕を引っ張られバランスを崩しレイリーの胸へダイブする

「なっ!レイリーさん?急にどうしたんですか?」

「紫苑私が教えてやろう」

「え?」

「紫苑今日から私のことを父と呼ぶ気はないか?」

「え?れ、レイリーさん?どういう、」

「私の子どもにならないかと聞いているんだ」

「え?」

レイリーの言葉に目を見開いた

「ず、ズルい!抜け駆けはズルいぞレイリー!!」

ロジャーが叫ぶ
レイリーはロジャーを無視し話を続けた

「私が親の愛情をそそごう
だから私の子になってくれ」

「レイリーさん…」

「紫苑!俺のことも親だと思え!!」

2人とも優しい顔で私に笑いかけた

「ありがとうございます!
お父さんが2人もできちゃいましたね
改めてこれからよろしくお願いします!」

「敬語はなくていい」
レイリーの頭を撫でる手が気持ちよくて目を細めた

「うん、」

そこにロジャーも加わり頭をグシャグシャにされた






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呼び分けは
レイリー→お父さん
ロジャー→父さん
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