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新しき未来へ

第3章   



「この前は急に攻撃してすみませんでした!
紫苑です
この子は相棒の虎汰っていいます!

これからよろしくお願いします!」

「ガウッ!」
『よろしくっ!』

みんなの前で挨拶するとロジャーが叫ぶ

「野郎共!新しい仲間だ!新しい仲間に乾杯だぁーっ!」

「「「おぉぉぉ!」」」

みんな歓迎してくれたらしくみんな声をかけてくれた
虎汰には酒を飲ませたらしい(虎に酒を飲ませていいのか?)
気に入ったのか気付いたら飲み比べを始めていた


宴の輪から離れ船首に移動し
床に寝転び空を見上げると綺麗な星空が広がっている

「きれー…」

「疲れたか?」

レイリーが隣に腰を下ろした

「いえ、別に…」

「ホームシックか?急に連れてきてしまったし家族に会いたいとか…」

「いや、家族はいません強いていうなら虎汰が家族です」

「両親は?」

「物心ついたときには私1人きりでした…私、親の愛情知らないんですよ
だからかな…何かむしょうに寂しくて泣きたくなるときがあるんです」

「………」

レイリーは黙って聞いてくれていた

「何かすみません
急にこんな話してしまって、聞いてくれてありがとうございました
それじゃあ、先に戻りますね」

起き上がり甲板の方に歩き出そうとしたら
腕を掴まれた

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