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新しき未来へ

第3章   


「んっ、」

目が覚めると真っ先に目に入る知らない天井
そしてベッドinしていた

「はっ?」

起き上がり周りを見渡す

「部屋?えぇ?誰の?」

ベッドから慌てて抜け出し扉を開けて外に出た


「はあぁぁぁぁぁぁ!?」

一面海、
周りに見える島は無し

「え?嘘っ!い、いつのまにっ!!
てか……もしかして、この船……」

「おぉ!やっと起きたか!もう出航して随分経つぞ!!」

ロジャーが笑顔で近づいてきた

やっぱりそうだ…(泣)

「な、何で船に乗ってんすか(泣)」

「あ?
決まってんだろ!!
仲間にしたかったからだ!」

「で、寝てる間に勝手に船に乗せたと、」

「あぁ!」

「ふ…ふ…ふざっけんなぁ!!!!!」
「グハァッ!」

―ドカァ!

飛び蹴りをかました私は悪くないと思う
「何勝手に乗せてんだよ!バカ!
挨拶も何も出来て無いじゃんか!」

ロジャーの上に馬乗りになる

「おち、落ち着け!」

「これが落ち着いてられるかボケェ!!」

拳を振り上げる

「レ、レイリィィィィ!!ヘルプゥゥゥゥ!!」

―ノシ
来たのはレイリーではなく虎汰だった

『紫苑落ち着いて?』

虎汰が背中に乗ってきた

「虎汰!あんたついてきたの?」

『うん、お母さんも行っておいでって!
で、神様がこの船の紫苑の部屋と島の家繋げてくれるって!』

「え?そうなの?」

え?じゃあいつでも帰れんじゃん!
じゃ
いっかぁ!

「ありがとー!虎汰!」

ロジャーの上からどいて虎汰を撫でる

ロジャーは訳が分からず急に機嫌が直った紫苑をあ然と見ている
ロジャーの方に振り向き

「これからお世話になります♪」

と言ってから虎汰と船内探検を始めた

「え?えぇ?…」

紫苑が居なくなった後困惑しているロジャーの肩を(実は最初から物陰に隠れていた)レイリーがポンと叩いた
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