第1章 サディズムな彼女
.
私は彼のさらさらの自分とは違う金髪の髪を手に取り、唇で触れ、さらには口に含んだ。
「ちょ、何してるの?!」
流石のシャルナークも作業を止め、彼女の手を掴み行動を阻止した。
「あら、駄目だったかしら?」
クスクスと笑うその顔は、まるで全ての男を魅了することができるような自信に満ちた顔だった。
「駄目だよ、口が裂けちゃってるんだし、安静にしないと」
自分を心配してくれている...そう思うと余計に愛おしく思えてくる。
あぁ....犯してみたい....
「うふふ、大丈夫よ。これでフェイタンのモノを咥えたんだし」
あっけらかんと答えると、彼は顔を真っ赤にした。
「あなたも興味があるのかしら?」
そう言うと彼の紅潮した頬に手を添えた。