• テキストサイズ

BLEACH第一章『Opening』

第3章 Lonely warrior


[実事求是]2


「…やってある…」

久しぶりに素で驚いてしまった
俺の机にあったあの書類の山は隊長である俺のサインだけを残して全てやってあったからだ
力無く松本と楠木を見ると、二人は微笑んでいた

「本当に最近隊長窶れちゃって全然イジり甲斐無かったんですからね。
書類、私と奈々美で全部やったんで今日はゆっくり休んでください」

「私なんてやったのは少しだけですよ!殆ど乱菊さんがやってくれたんです。あとは日番谷隊長のサインだけ残してあるので。
流石に私たちがサインまで書く事は出来ないので…」

ジ~ン…

危うく柄にもなく涙を流すところだった
そんな余韻に浸っていると、松本はさっさと荷物をまとめ、こう言ってきた

「それじゃあ私帰りますねー!観たいドラマあるんで。それと奈々美!隊長にきちんと伝えるのよ!」

伝える?俺に?
頭上にハテナマークを浮かべていると楠木かクルリとこちらを向いてきた

「あの日番谷隊長、お話しがあるんですけど今お時間よろしいですか?」

何だよ?話って…




実事求是(ジツジキュウゼ):事実に基づいて、物事の真相や真理をたずね求めること
/ 162ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp