【ポケモン】トリップとかありえn…ってしてるっ?!【擬人化】
第6章 仲間
【碧 side】
あれからどれくらい経ったのだろう。
俺はまた、ベッドの上で目を覚ました。ただ、初めと違うのはお腹に圧迫を感じないこと。
それと…
I「やっと起きたか、この寝坊助。さっさと顔洗って着替えてこい。遙人があんまりここに長居するのは危険だから、今日中に出発するってよ。」
Iに声をかけられた事だ。
…ていうか、もう少しマシな挨拶はできないのだろうか…。
貴「…分かった。…て、出発するってどこに行くんだ??」
俺が疑問符を浮かべているとIは、お前ホント馬鹿なんだな。とでも言いたそうな顔をしやがった。
I「…お前何言ってんだよ。旅に決まってるだろうが。一箇所に留まっておくのはお前の父親に見つかりやすくなるから、旅しながらお前が元の世界に帰る方法を考えるんだと。全部遙人の提案だ。」
…。
貴「なるほど…。…分かった。支度してくる。………あ。」
俺は、支度をしようとベッドから体を起こし重大なことを思い出す。
I「今度はなんだよ…。」
俺の反応を見て次は何を説明すればいいんだ的な反応をしたIに単刀直入にそのことを言った。
貴「着替えがない。」