【ポケモン】トリップとかありえn…ってしてるっ?!【擬人化】
第6章 仲間
【I side】
馬鹿と合流してから、遙人とかいう男は俺とCそしてシャワーズに馬鹿のポケモンにならないかと提案してきた。
馬鹿はそんなのは無理だと言いかけた。
だが、俺はそれを遮るように了解した。
貴「っ…!でもIっ…!お前は故郷に帰りたいんじゃっ…!?」
…何言ってんだコイツ。
I「誰もんなこと一言も言ってないだろ。…大体、こんな体になって今更帰れるかよ。」
そう言って俺は少し後悔した。
俺をこんな体にした奴に、馬鹿の父親もいるらしい。
現に、バカはとても悲しそうな顔をしてしまった。
俺はこの空気を変えるためにCに話を振る。
I「…てなわけだけどC…いや、今はもうロケット団の一員じゃねえし兄貴…のがいいか。俺はこの馬鹿について行く。…兄貴は、どうするんだ?」
ただ、少しでも馬鹿の心が軽くなるように…。
兄貴に対して、もうあの呼び方はしないようにした。
兄貴は俺と馬鹿についてくることになった。
もちろん、シャワーズは快く引き受けていた。
貴「…お前たち…。…ありがとう…。」
俯いて、何かを堪えるかのようにつぶやかれた言葉。
それを聞いて心がとても暖かくなる。
I「…そう言うわけでよろしくな。…碧。」
今まで、口にしたことのない言葉。
碧という、名前。
俺はそれを、噛み締めるように大切に口にした。
途端に泣き出してしまった碧にあたふたする俺。
I「っ…!?ちょ、馬鹿何泣いてんだよっ…!?」
雷夜「あーぁっ(クスッ」
遙人「…やっと我慢を止めたか…。(苦笑」
シャワーズ「…碧を泣かしたね…?(黒」
C「…駄目でしょ女の子泣かしちゃ。(黒笑」
それぞれがそれぞれに、そんな碧を見守っていた。