【ポケモン】トリップとかありえn…ってしてるっ?!【擬人化】
第6章 仲間
【碧side】
貴「…んっ…。…ここは…?」
…え、何コレ。デジャヴ??
って、そうじゃなくて…。
目を覚ますと見知らぬ天井が目の前にあったわけだが…。
…確か…。サカキに捕まって…クソ親父が目の前に現れて…。そしたらクソ親父と一緒にいたあのクソ科学者にそっくりな男が俺を抱えたままガラス突き破りやがって…そのまま…。
…そうか、そのまま今まで気を失っていたのか…。
貴「…俺、生きてんじゃん…。…って…、ん…??」
ここまで考えた後、俺はお腹のあたりに何かが乗っている感覚に気が付いた。
貴「…まさか…幽霊…?」
そう思った俺はゆっくりと視線をそちらに向けた…。
するとそこには、正座をしたお婆さんが俺のことを怨めしそうにじっと見つめていた…。
…りはせず、見覚えのある顔が気持ちよさそうに眠っていた。
貴「…確かコイツは、クソ親父と一緒にいた…遙人とか言ったっけ…。…遙人…?…どこかで…。」
思い出そうと試みてみるが…。
…駄目だ…。思い出せない…。
もう少し粘ってみようかと思い、記憶を辿り始めた途端、部屋の扉が勢いよく開かれた。