第4章 皆と仲良く……
目を開け上半身だけ起き上がる
おでこからはタオルが落ちる
エレンは膝あたりのところで上半身だけベットにうつ伏せの状態で寝ていた
真夜中の月明かりがエレンを照らした
(最後までタオル交換してくれてたんだ……)
エレンを見て微笑んでいるとあることを思い出し悪い予感と寒気に襲われた
急いでアニは自分のカバンからスマホを取り出しす
アニの予感は的中した
(やっちゃった……)
LINEの通知は1000を越え今も尚受信し続けた
送り主は……父親からだ
送ってきた内容は最初は心配している内容だったがだんだんと朝帰りの話に移行し1人で盛り上がっていた
(もう……お父さんってば……)
アニはすぐに誤解を解き現状を説明し事なきを得た
(危ない危ない……もしほっといてたら警察沙汰になってたかもしれない……)
それほどアニの父親は1人娘を溺愛している
(頭がズキズキして体がフラフラする……)
おぼつかない足取りでベットに戻った
エレンを起こさないようにそっと横になりエレンにうつってないように願いながら再び眠りについた